CEIDSについて

CEIDSセンター長 掛下知行

 環境イノベーションデザインセンターは2010年10月1日に発足し、これまで着実に活動を進めて参りました。 当センターの活動には3つの大きな柱があります。1つは、学際的教育プログラムの提供です。当センターは全学に開かれた大学院高度副プログラム「環境イノベーションデザイン学」を開講し、環境やサステイナビリティに関わる俯瞰的視野と教養を備えた人材育成を図っています。2つめは、環境イノベーションに関する研究の推進です。低炭素社会・持続可能社会の構築といった社会のマクロビジョンと、大学の研究活動で日々生み出さている最先端の各種環境技術あるいは研究シーズを効果的に組み合わせることによって、ビジョンの具現化そして環境イノベーションを導くための先進的な研究を行っています。このような特徴的な研究を展開するために、学際的な研究マネジメント企画立案を行いつつ、環境分野研究における学内のプラットフォーム機能としての役割も担っています。そして3つめには、大学キャンパスの省エネや低炭素化などといった私たちの足元のサステイナビリティの実現に向けて、地域・国際連携を通じ実践的な研究活動を展開しています。
 当センターは、大学における多様な環境研究シーズを結集し、低炭素社会・持続可能社会の構築に向けて教員および学生や職員と協力しながら活動を展開してゆきます。

 

環境イノベーションデザインセンター長  掛下知行